現代劇の舞台美術をします

2017/11/20
横井紅炎 舞台美術
現代劇の舞台美術をいたします、12月にあります、劇団大樹さまの舞台美術をいたします。金曜日はそこで使うためのツルをとりに、群馬県吾妻郡の山の上までツルを求めひたすら車を飛ばしました。片道四時間半!背中がいまだにカチカチです。華道家は表現するためには、材料がないと表現できません。そしてその材料というのが、幾千もあり、その時々の季節や内容によりかわります。そして材料探しと準備が八割、本番は二割といっても過言でないくらい大切です。今回のお話は、舞台上にある一本の木が大切な役割になってきます、しかし、ただ単なる木ではなく、横井紅炎がつくるのですから、それなりに面白なくては!劇団大樹さまでは、毎回美術をさせていただいていますが、花美術としていただいているので、植物素材を使いながらも、かわったことをしなくては!お客様も目がこえていますし!しかも話の内容にあわせ、邪魔で出すぎず、引っ込みしすぎず、よい感じで存在感をださなくては!んーむずかしいです、そして季節は冬、冬枯れの木、また演出家さまからは、あっちこっちにツルがほしいです。とのこと、やはり材料が必要になり、たのみの群馬県までいって、山の上まであがり、こっちあっちこっちとツルを切りだし、車が重ーくなるまで、積み込みました!気がつくと、目線と同じとこに白根山ー目線と同じ高さまで、車を運転して上がってきたのですねー多分車の最高標高をいったとおもいます。暗くなりかけてからの群馬県出発は、身が引き締まる位、眠くならないか心配でしたが、なんとか帰着ーどうしても夜のうちにツルを出して、違う材料に入れ替え!ツルの重いこと!重いこと!普通のツルと思わないでくださいねー私の太ももくらいある太さのツルは重いんです。こんなとき、自分が男の人なららくなにーと思ってしまいます。是非、ツルを見に?劇場に足をはこんでくださいませ!今年最後の横井紅炎の舞台美術となります。 #生け花#舞台美術#横井紅炎