観世能楽堂にて

2018/06/01
立花供養
6月にはいりました、10年越しの念願の立花供養か今月に開かれます。銀座sixに新しくできました「観世能楽堂」初!初です。これはもう!奇跡です。「立花供養」とは、能の演目のなかでも、唯一、生の花が舞台上に置かれます。能の舞台演出は、シンプルになるべくそぎおとした「作りもの」というものが出されます。そんな中、生の「生け花」を出すということは、特別な演出。当然、生の花とコラボしてくださる先生は、沢山の修業をつみ重鎮といわれる先生、そして、その先生と同じ舞台にお立ちになる先生方も沢山の修業をなさったプロ!そんな中!横井紅炎が同じ舞台に立たせて頂きます!と、いっても私が立つわけではなく、私が活けた「立花」が立つわけです。今年にはいり、遠くは高山、近くは鎌倉で探して探して!集めた器は10固、銅の花器「立花垪」… すごいですよねー銅の文化!あらためて、素晴らしい日本の文化を勉強いたしました。そして、舞っていただく先生に、全部の器と対面していただき決りました!机の上では、大きすぎるかと?思っていた器ですが、能舞台に置くとーさすが!日本の舞台!机の上とは迫力が違います!すごーく小さく感じる!これでもひと抱えある銅の器!ますます、恐くなっております。もともと草月流の華道家ですが、池坊流さまのご理解を得て、ひたすら勉強勉強の横井紅炎!どこまでできるか、力の限り「立花」をつとめさせていただく所存です。どうか、無事終わりますように!皆様見守ってくださいませー#生け花#草月流#池坊#観世能楽堂#能#横井紅炎