横井紅炎の菖蒲行脚

2018/06/11
雨のなかの菖蒲
雨のなか、菖蒲を堪能してきました。場所は佐原!水郷で有名な水郷佐原水生植物園です。昔ながらの雰囲気があり、サッパ舟で菖蒲の水郷を巡ります。ちょうど菖蒲が見頃で、日本で一番ひろい菖蒲園と言うだけあり、見応え充分です。グルット歩くと60分くらい。お花好きにはとても素敵なところでした。台風の影響で、サッパ舟が出ないとも聞いていたので、よかったー。女性の船頭さん風情があります。江戸時代へタイムスリップ、午前には花嫁サッパ舟も出たそうです。さて菖蒲とあやめと杜若、皆さん見分けはできますか?まず、育つ環境があやめは、乾いた土地が好き、菖蒲は、少し足元に水があれば良いかんじ、そして、杜若は水がヒタヒタにあるところが好きです。また、花の中心の模様が網模様があれば、あやめ。黄色いポツとした色が入れば菖蒲。同じように白いポツとした色がはいれば、杜若です。また、葉っぱは、ツルツルした肉厚が杜若、薄い葉は、菖蒲とあやめです。また、あやめの葉は交差するように沢山あります、その辺りで、菖蒲、あやめ、杜若、の見分けをいたします。 平安時代にできた、「いずれ菖蒲か杜若」という言葉がありますが、これはみな同じように見えて、見分けが出来ない。ということです。でも上のように見分け方を知っていば容易いので、参考にしてください。さて、横井紅炎の花行脚、次の花はなににしましょう。