横井紅炎 草月流 京都花巡り

2019/05/31
花巡り2

あっという間の半年

もうすぐ6月というのに、すっかりブログが遅くなってしまいました。

さてさてGWは京都の花巡りから始まりましたが、竹林の新緑に癒されました。そこからの銀閣寺!

もう、夏の花芍薬が咲きほこっておりました。

GWの京都は想像以上の人混み、嵐山も人人人人

東山界隈も人人人人です。

立てば芍薬

座れば牡丹

歩く姿は百合の花

有名な女性を愛でた言葉ですが、芍薬たと牡丹の差を皆様はしっていらっしゃいますか?

花だけを見ると、ほとんど違いはわかりにくいデすねー、でも、一番の違いは

芍薬は草もの

牡丹は木ものです。

草というのは、冬になると地上から姿が見えなくなるもの、木ものというのは、冬になると葉などがないですが、幹が残るものと考えるのがわかりやすいでしょうか。

牡丹は冬~春にかけて咲く冬牡丹と

春真っ盛りに咲く~春牡丹がありますが

どちらも幹が残ります。

また、丈も芍薬は以外に大きく伸びて花を咲かせますが、牡丹はあまり大きくないのがイメージですね!

だから、立てば芍薬、座れば牡丹!ということです。そして、百合の花は茎が細く、ほんの少しの風でもユラユラ揺れるので、まるで女性が歩いているようにユラユラしていることから、歩く姿は百合の花となったわけですね。

そして、芍薬と百合は以外に暑い時に咲き誇ります。今年は遠州の可睡ゆりの園に久々にいってくるつもりです、一面の丘に百合の花が続く姿は、ほんとうに、壮観な花畑です。

さて、銀閣寺の芍薬もちょうど見頃を迎えておりました。白い砂と芍薬がとても美しい、幻想的な銀閣寺、皆様も是非緑美しい京都をお訪ねくださいませ。