舞台美術と出演の皆様
インスタグラムにあげておりましたが、ホームページにもあげさせていただきます。
7/26~7/28まで、麻布区民センターホールさまにて、演出すずちゅうさまの舞台、「黒塚」の舞台美術をしてまいりました、演出は普段から私の作品をお手伝いしてくれるお弟子さん…
「先生、椿生けに来てください」とのリクエスト、「はいはい」しかも土台となるお話しは、能の安達ヶ原、黒塚です。
そりゃー得意です!だいたいのイメージをあわせていたのですが、二日前の通し稽古を拝見させていただき、こりゃーヤバイ!
演者さんたちが迫力満点!
そそとした作品では、たちうちできないー
慌てて帰って材料そろえて、積んで積んで、結局車いっぱいの何時もの常体。
そして出来ましたのが、この作品!
安達ヶ原に寒々とふく情景がみえることを祈りました!鬼ババ伝説ですので、やはり血の赤。椿は赤を基調に、しかし創作で義経さまが出てきますので、一本だけ源氏の白をいれて椿をいれました。皆様にうけいれていただけて感謝いします!
最終日には、弁慶さまが
「義経さま、あの大きい木の下にて休みましょう!」うまい!
絡めてくれました!
あーこれだから舞台美術は楽しい
役者さんとうまくリンクしたときには
そこの空気がかわります。
女優さまも気迫満点!
鬼の悲しみが椿の作品にのりうつったように感じました。いや、実際椿の足元に誰か…
この感覚久々かも、作品に何かしらのりうつったようにかんじました。