秋の花コキア

2020/10/12

秋の花コキア

秋が近づいてきました。

今年は真っ赤なコキアが目立ちます。夏の頃はみどりの玉?みたいに可愛いですが、昼夜の温度差が10度以上になると紅葉が始まります。木々の紅葉に先駆けて、今年はコキアが綺麗に赤くなり始めました。真っ赤な玉は、また緑とは違い可愛いです。コキアはここ数年市民権を得ましたが、元々はホウキグサ。ホウキグサといえば、食べ物のトンブリですねー畑のキャビア~とも言われています。お醤油で炊いたホウキグサのたねは食感がキャビア。歯で潰すとプチプチする、あの感覚です。キャビアに比べたらカロリーは断然少なく。クラッカーにチーズと合わせると、美味でございますー。日本ながらの生活の知恵です。また、なぜホウキグサといえば、もう、そのまま!子供ろのころに祖母の家で掃除に使っていた箒!このホウキグサなんですよねー。畳の部屋には、このホウキグサで編んである(ネモトの所がみょうにカラフルな模様)箒は、い草の畳の目に入ったごみもよくかき出してくれます。昔のお母さんは頭に手拭いをかぶり、はたきを帯の背中に差し、手には箒を槍のようにドン!ともち、まるで、戦の格好のようでした。どれだけ昔かしらてんてん…ともあれ、掃除も戦だったのでしょう。今では、ごくまれに金物屋さんにみることができますが、た!高い!安いプラスチックのもありますが、やはり自然の植物の畳には、自然の植物のホウキグサが良く。柔らかく、弾力があり細い先端は、たたみを傷つけることがありません。